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〒558-0033 大阪市住吉区清水丘2-27-13
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【施術例・症例】 産後に発症した顔面神経麻痺|鍼灸施術の1例
今回は、出産後に発症した顔面神経麻痺に対して、当院で鍼灸施術を行った一例をご紹介します。
前年春に体外受精で妊娠され、1月初めに帝王切開でご出産。
出産から5日後、左の顔が動かなくなりました。
発症前日には、耳の後ろあたりに痛みを感じていたそうです。
発症後は病院で治療を受け、その約1か月後に当院へ来院されました。母乳をやめて投薬治療を受けておられました。
《初診時の状態》
2月14日、初診。32歳
当時は、
眠っているときも左目が閉じない
瞼をテープで留めて寝ている
コップで飲むと口元からこぼれてしまう
左の口角が動かしにくい
眉毛や額も動かしにくい
顔の筋肉に違和感がある
など、日常生活にも不自由を感じておられました。
また、以前から冷えやむくみ、腰痛、首・肩のこり、疲労感などがあり、下半身の冷えも強い状態でした。
妊娠前は9~12時間に及ぶ事務仕事をしており、ストレスから間食が増え、満腹になるまで食べることも多かったそうです。
コロナ禍以降、体重も約10kg増えていました。
《中医学的な身体の見立て》
顔面神経麻痺にはさまざまな要因があります。
今回の症例では、出産後という身体への負担が大きい時期であったこと、以前から冷えや疲労感などがあったことから、中医学的には「気血両虚」を背景の一つとして考えました。
また、発症した時期が寒い季節であったため、冷えや風寒の影響も関係していた可能性があると考えました。
そのため、顔面だけを見るのではなく、全身の状態を整えながら顔面の状態をみていくことを施術方針としました。
《鍼灸施術》
顔面部の状態を確認しながら、顔面に分布する経絡を中心に施術。
全身では、肝・腎・脾などの経絡を中心に、その日の体調に合わせてツボを選びました。
顔面部には、
頬車・地倉・水溝・下関・四白・陽白・太陽・迎香・翳風
など。
全身には、
三陰交・照海・臨泣・太衝・合谷・後渓・公孫
などから、その時の状態に応じて選穴しました。
また、冷えや疲労感、体重増加などもあったため、食生活、入浴、散歩など日常生活についてもアドバイスを行いました。
《施術後の経過》
(初回施術後)
初回の施術後から、閉じにくかった左の瞼を閉じられるようになりました。
一方で、この時点では口角や眉毛の動きはまだほとんどみられませんでした。
(2~10診目)
施術を重ねるにつれて少しずつ顔の動きに変化がみられ、口角が上がるようになってきました。
顔面だけでなく、冷えや疲労感など全身の状態も確認しながら施術を継続しました。
(11診目以降)
冷房を使用する季節になると、鼻づまりや鼻水などの症状や、手首の腱鞘炎がみられる時期もありました。
その都度、全身の状態を確認しながら施術を行いました。
夏頃
施術を継続する中で経過は良くなり、表情はほぼ正常な状態まで回復しました。
額の動きや眉毛を上げる動きも正常になり、頬の筋肉の硬さによる違和感も徐々に取れていきました。
《施術回数・期間》
合計21回
2月:4回
3月:4回
4月:3回
5月:3回
6月:3回
その他:4回
約5か月間、継続して施術を行いました。
《今回の症例から》
産後は、出産による身体への負担に加えて、睡眠不足や育児、食生活の変化など、身体の回復に影響するさまざまな要素が重なりやすい時期です。
今回の患者さんも、顔面の症状だけではなく、以前から冷え、むくみ、腰痛、首・肩のこり、疲労感などを抱えていました。
そのため、顔面の状態だけを見るのではなく、その方の全身の状態を確認しながら施術することを大切にしました。
寒い時期や冷房の季節には、冷えや風に注意していただき、食生活を整えること、無理のない範囲で身体を動かすことなどもお伝えしました。
《症例について》
こちらは、当院で実際に施術を行った一例です。
施術による経過や変化には個人差があります。
顔面神経麻痺が疑われる場合や、顔の動きに急な変化があった場合は、まず医療機関を受診し、適切な診断・治療を受けることをおすすめします。
26/09/17
26/08/28
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今回は、出産後に発症した顔面神経麻痺に対して、当院で鍼灸施術を行った一例をご紹介します。
前年春に体外受精で妊娠され、1月初めに帝王切開でご出産。
出産から5日後、左の顔が動かなくなりました。
発症前日には、耳の後ろあたりに痛みを感じていたそうです。
発症後は病院で治療を受け、その約1か月後に当院へ来院されました。母乳をやめて投薬治療を受けておられました。
《初診時の状態》
2月14日、初診。32歳
当時は、
眠っているときも左目が閉じない
瞼をテープで留めて寝ている
コップで飲むと口元からこぼれてしまう
左の口角が動かしにくい
眉毛や額も動かしにくい
顔の筋肉に違和感がある
など、日常生活にも不自由を感じておられました。
また、以前から冷えやむくみ、腰痛、首・肩のこり、疲労感などがあり、下半身の冷えも強い状態でした。
妊娠前は9~12時間に及ぶ事務仕事をしており、ストレスから間食が増え、満腹になるまで食べることも多かったそうです。
コロナ禍以降、体重も約10kg増えていました。
《中医学的な身体の見立て》
顔面神経麻痺にはさまざまな要因があります。
今回の症例では、出産後という身体への負担が大きい時期であったこと、以前から冷えや疲労感などがあったことから、中医学的には「気血両虚」を背景の一つとして考えました。
また、発症した時期が寒い季節であったため、冷えや風寒の影響も関係していた可能性があると考えました。
そのため、顔面だけを見るのではなく、全身の状態を整えながら顔面の状態をみていくことを施術方針としました。
《鍼灸施術》
顔面部の状態を確認しながら、顔面に分布する経絡を中心に施術。
全身では、肝・腎・脾などの経絡を中心に、その日の体調に合わせてツボを選びました。
顔面部には、
頬車・地倉・水溝・下関・四白・陽白・太陽・迎香・翳風
など。
全身には、
三陰交・照海・臨泣・太衝・合谷・後渓・公孫
などから、その時の状態に応じて選穴しました。
また、冷えや疲労感、体重増加などもあったため、食生活、入浴、散歩など日常生活についてもアドバイスを行いました。
《施術後の経過》
(初回施術後)
初回の施術後から、閉じにくかった左の瞼を閉じられるようになりました。
一方で、この時点では口角や眉毛の動きはまだほとんどみられませんでした。
(2~10診目)
施術を重ねるにつれて少しずつ顔の動きに変化がみられ、口角が上がるようになってきました。
顔面だけでなく、冷えや疲労感など全身の状態も確認しながら施術を継続しました。
(11診目以降)
冷房を使用する季節になると、鼻づまりや鼻水などの症状や、手首の腱鞘炎がみられる時期もありました。
その都度、全身の状態を確認しながら施術を行いました。
夏頃
施術を継続する中で経過は良くなり、表情はほぼ正常な状態まで回復しました。
額の動きや眉毛を上げる動きも正常になり、頬の筋肉の硬さによる違和感も徐々に取れていきました。
《施術回数・期間》
合計21回
2月:4回
3月:4回
4月:3回
5月:3回
6月:3回
その他:4回
約5か月間、継続して施術を行いました。
《今回の症例から》
産後は、出産による身体への負担に加えて、睡眠不足や育児、食生活の変化など、身体の回復に影響するさまざまな要素が重なりやすい時期です。
今回の患者さんも、顔面の症状だけではなく、以前から冷え、むくみ、腰痛、首・肩のこり、疲労感などを抱えていました。
そのため、顔面の状態だけを見るのではなく、その方の全身の状態を確認しながら施術することを大切にしました。
寒い時期や冷房の季節には、冷えや風に注意していただき、食生活を整えること、無理のない範囲で身体を動かすことなどもお伝えしました。
《症例について》
こちらは、当院で実際に施術を行った一例です。
施術による経過や変化には個人差があります。
顔面神経麻痺が疑われる場合や、顔の動きに急な変化があった場合は、まず医療機関を受診し、適切な診断・治療を受けることをおすすめします。
住所 〒558-0033 大阪市住吉区清水丘2-27-13
営業時間 9:00~20:00(不定休)
定休日 完全予約制