PMS/月経前症候群(イライラ、頭痛、肩こり他)でお悩みの方へ

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生理痛・PMS・子宮筋腫,院内ブログ,症状について

2017/03/09 PMS/月経前症候群(イライラ、頭痛、肩こり他)でお悩みの方へ

 

月経前症候群ってどんな症状?

月経の3日~10日前に出てくる精神的、身体的症状のことです。

以下の症状がある方はPMSを疑ってくださいね。

 

月経の3日~10日前に症状が出現する

いらいら、怒りっぽい、抑うつ状態が出る

乳房痛や頭痛、顔や手足のむくみが出る

月経がはじまると症状が減る又は消える

 

・腎虚がある若い方にも見られますが、40才からの更年期の方に多くみられます。

 

・ストレスが多い月は症状が悪化することが多いため、精神的な要因も強く影響しています。

 

・月経前にも最中にもからだに痛みの症状があると、鎮痛剤を飲み続けてしまい、胃を悪くしてしまいます。

 

・鍼灸施術は、あなた自身の自然治癒力を引き出すことで、症状を緩和することができます。

 

 

★月経前症候群の患者様の声はこちら

 

PMSは鍼灸整体で楽になるの?

月経前症候群の不調は鍼灸、整体、養生指導で楽になる方が多いです。

 

  1. 全身の気を巡らせることで、気・血・水の流れをよくします。
  2. 子宮を通っている肝の経絡を調整し、リラックスすることでストレスを緩和します。
  3. 五臓六腑の働きを良くする施術をしバランスを整えます。
  4. 感情と内蔵は密接に関係しているためカウンセリングと施術の双方で悩みを軽くします。
  5. 軽い整体とストレッチ体操で主要な筋肉を緩めます。
  6. 食事の点検で内臓に負担をかけない食生活をアドバイスさせていただきます。

 

子宮内の環境を良くするためには、

気滞(気の停滞)、瘀血(悪い血の滞り)、湿痰邪(体内の余分な水と熱が合わさったもの)、邪熱(過分な熱)などの病気や症状の原因となるものがあれば、それを取り除いていきます。

 

 

家でも5分でできるPMS改善法!

●公園を5分間散歩する

できれば、緑のある公園を太陽の光を浴びながら散歩する時間を5分だけでももちましょう。

心身ともにリフレッシュできます!

午前中の太陽光を浴びるとセロトニンの分泌を促します。『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンは、集中力を高めてくれ、思考を前向きにし、ストレスを軽減してくれます。

 

●早起きして5分でも歩く深呼吸する!

出勤前の散歩となると大変に感じますが少し早起きして、5分でも歩いて、しっかりと深い呼吸を繰り返し、からだを動かしてみるとそれだけでも全身の血流は良くなります。

 

●食生活と就寝時間を変える

セロトニンを増やす食品を食べたり、(バナナ、青魚、卵、ひじき、ちきんなど)、夜遅くまでスマホを見ないで、就寝の1時間前にお風呂位ゆっくり浸かるとさらに、PMSの症状も楽になります。

 

 

東洋医学的なおもな原因は「瘀血」「気滞」による気血の循環が悪いこと

悲しいことに職場や家庭など生活環境の変化から、多くの女性が婦人科疾患にかかり、苦しまれています。

 

正直なところ、東洋医学の知恵を使えば防げることがたくさんあると信じていますが、この知恵がまだまだ世の中に広がっていないことをとても残念に感じています。

 

全身に気血が巡ることで、自然治癒力が上がり、免疫力が高まり、病気を未然に防ぐことができます。

 

簡単なことですが、子宮・卵巣・乳房の生殖器も同じく、気血が巡ることで婦人科疾患を防ぐことにつながります。

 

 

子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、多のう胞性卵巣症候群、乳腺症や乳がんなどは、

それぞれにバラバラの原因があるわけではなく、よどみなく気血が流れている状態が続いていれば、未然に病気を作らずにすむのです。

 

東洋医学的な病理物質、「気滞」と「瘀血」が合わさって、気血の循環がどんどん悪くなると、血の塊(血塊)が弱っている器官にできてしまいます。

 

生理の出血時にできる塊をイメージしてみてください。

子宮に停滞すれば筋腫になり、卵巣に停滞すれば膿腫になり、「熱邪」が加わると癌になる可能性もあるます。

 

この状態を「気滞血瘀証」といいます。

気血が巡らないことが病気の原因になってくるのです。

 

 

 

 

このような症状が現れます

  1. 胸や肋骨周囲の刺すような痛み
  2. みぞおちや腹部の移動する刺すような痛み
  3. 月経時(生理時)の出血に塊が多く出る
  4. 舌の色が紫がかっている
  5. 精神的プレッシャーで抑うつされている

 

子宮と乳房など女性器を通っているのは「肝臓」の経絡です。

また、足の三陰交のツボは「肝臓」、「脾臓」、「腎臓」の3つの陰経が交わっていて、婦人科疾患と肝臓、脾臓、腎臓などの経絡が密接に関わっていると言えます。

 

肝臓の経絡が子宮、女性生殖器や生理をコントロールしていると考えられます。『肝』の経絡は全身の気を巡らせる働きとともに、月経のサイクルにも大きく影響しています。

生理の時の出血の量や日数、血液の色や状態とも大きく関わっています。

「肝」の働きを整えていくことで、「気」、「血」のバランスが整えられ、様々な病気を未然に防ぐことができるようになります。

 

 

★自宅でできる改善方法はまずはお風呂!

 

多くの女性が、月経痛(生理痛)やその他の月経時の症状がからだを温めることで軽くなると感じています。

 

温まることで気血のめぐりが良くなるんですね。

 

生理中で体調不調なのに、足元や腰やお腹を平気で冷やしている方が本当に多くて驚いてしまいます。

冷えることで気血の流れが悪くなり、骨盤腔内や子宮の血液の流れも当然、悪くなって悪い古い血が停滞してしまうと、しっかり自覚して、冷えない習慣を身に付けてくださいね。

 

 

気滞瘀血証の原因はなんでしょうか?

 

女性器と肝臓の経絡はとても関係が深いため、気の停滞や瘀血などによって、子宮や卵巣、乳房などに病状が出る物質を作りやすくなります。

 

この気滞瘀血証の原因を以下にあげました。みなさんも思い当る点がいくつかあると思いますので、原因を作らない生活を心がけてくださいね。

 

  1. 気の不足、エネルギー不足
  2. 下半身の冷えによる血行不足
  3. 精神ストレス、疲労、過緊張による気の滞り
  4. 食生活の悪さからの胃腸の弱り
  5. 運動不足

 

肝臓の働きが低下すると、気血のバランスが崩れ、女性の病気や症状の原因となっていきます。

 

 

女性特有の症状でお悩みの方は、ぜひ、ご相談ください!

 

多くの女性が帝王切開や婦人科のオペで、からだにメスを入れてしまうことをとても残念に思っています。

 

私自身、危うく第一子を出産の時にアメリカで帝王切開になるところでした。

しかも、妊娠がわかって1週間もしないうちに、ホルモンのバランスが崩れたためか、

まったくなかった卵巣嚢腫が15cmまで大きくなり、妊娠12週目に膿腫の摘出オペをしたのです。

 

やっと、授かった子供に麻酔の影響はないのか?

腫瘍は悪性ではないのか?

とても、心配でした。

 

影響はないと言われた痛みどめの薬も飲まず痛みに耐えて夜を過ごしました。

とても元気な娘が誕生したときは、心底ホッとしました。

 

妊娠までを振り返れば、いろんな原因が考えられました。

知っていれば病気にならずにすんだのにと、悔やまれますが、

自分の経験がこれからの若い女性たちの力になればと思います。

 

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