二十四節気【小暑】

さくら鍼灸院

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二十四節気【小暑】

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2017/07/06 二十四節気【小暑】

7月7日は二十四節気でいうと「小暑(しょうしょ)」という期間に入ります!!

 

 

一年の中でもっと暑い季節「大暑」の前の季節です。

 

 

 

短い梅雨時期もそろそろ終わりに近づき、炎天下がやってきますね。

 

 

 

小暑の後半には「夏の土用」といわれ、夏バテしないようにウナギを食べる慣習がありますが、皆さんは毎年食べられていますか?

 

 

 

今の日本人は粗食だった昔とちがい、普段から油脂物など摂り過ぎて栄養過多なので、体力がつくからと食べ過ぎないようにご注意くださいね。(年々高くなるので、食べ過ぎまではいかないかもですが。)

 

 

 

この小暑に突入すると、「湿邪」から「暑邪(しょじゃ)」という邪気が旺盛になってきます。

 

 

 

この「暑邪」は純粋な熱の邪気ではなく、「水」を含むちょっと厄介な邪気です。

 

 

 

この、水と火が合わさった邪を、「湿熱邪(しつねつじゃ)」と言います。

 

 

 

「蒸し暑くてたまんない!」とか、「汗でベトベトする~」と感じるのも、この暑邪によるものなんですね。

 

 

 

気温が上がり暑邪の影響を受けると、「日射病」や「熱中症」になります。

 

 

 

この暑邪に侵されやすい人の特徴ってわかりますか??

 

 

 

炎天下での労働者だけと限らず、肉体疲労、寝不足の方、食生活が乱れ暴飲暴食気味の方、運動不足の方がそれに当たります

 

 

 

体内に「過剰な熱」や「過剰な水」が溜まったり、こもったりしてしまっている人は、同じ性質である、暑邪や湿邪を引き寄せてしまうんですね!

 

 

 

 

 

暑邪に侵され、汗をどんどんかいてしまうため、体内に水や血液が足らなくなります。

 

 

 

気虚(エネルギーを消耗して)になると、さらに防衛機能も低下し、暑邪に入られやすくなるという悪循環を生み出します。

 

 

 

ですから、この時期は、

 

 

1、軽い運動で発汗を促し、余分な熱や水を体外に排泄させること。

 

 

 

2、過度な水分を摂り、油もの、味の濃い食事、甘いもの、辛いものなどの摂取は避けること。

 

 

 

3、良い睡眠をとれる環境を作り、疲れた体をしっかり回復させること。

 

 

 

 

4、そして、定期的に鍼治療をして、からだのバランスを整えること!!ですね。

 

 

 

 

暑邪に負けることがないよう、暑い夏を乗り切っていきましょう!

 

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