鍼灸(はり・きゅう)効果を高める治療の受け方

さくら鍼灸院

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鍼灸(はり・きゅう)効果を高める治療の受け方

院内ブログ

2018/02/26 鍼灸(はり・きゅう)効果を高める治療の受け方

① 落ちついた気持ちで治療に臨みましょう

② 気になる症状やお身体のことで気付いた事は、治療の始めに遠慮せずにおっしゃってください。

 

不妊治療のための鍼灸は、その日の不調を改善することも含まれます。

例えば、「口内炎がよくできる」「朝起きてしばらくしたら楽になる腰痛」「食欲はないが食べたらいつも通り食べられる」「下痢してるがお腹はあまり痛くない」「筋肉がよくピクピクする」・・・

この様な症状は一見不妊治療には関係がなさそうです。

しかしこのような訴えは、治療をするうえで実は重要な症状です。

なぜその様な状態になったのかを、診察を通して病理を考える必要があるからです。

例えば下痢しやすい体質であれば、下痢しやすいというベースが基礎にあるわけです。その様な方はあまり喉が渇きやすい・暑がる・汗をかきやすいという症状はありません。身体が「熱」というベースではなく「寒」というベースが基礎にあるので下痢しやすいのです。

いつも腹診や脈診をしていますが、これらで得た情報と訴え(無ければ構いません。気になる点を治療者から質問して確かめます)が、東洋医学的に整合性がとれるかを考えて治療をします。

したがって体質や身体の状態を考察するためには、不妊治療に関係なさそうな症状でも、重要な手掛かりとなります。

ぜひ、ゆったりとした気持ちで治療に臨み、治療の始めに細かい症状でも構いませんのでおっしゃってください。

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