ストレスからの胃痛、下痢、食欲不振―【肝脾不和】

さくら鍼灸院

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ストレスからの胃痛、下痢、食欲不振―【肝脾不和】

症状について

2018/04/06 ストレスからの胃痛、下痢、食欲不振―【肝脾不和】

この時期、四月からの保育園は先生方も大変なようです。

 

特に0歳、1歳、2歳児の新入園児はお母さんから離れて、泣きやまず、保育士さんの手が足りない状態だそうです。

 

膀胱炎と胃痛で来院の30代保育士さんは、この時期からしばらくは、子供の泣き声が夢にまで出てきておそろしいです(泣)と嘆かれていました。

 

胃痛や下痢がこわくて、お粥と梅干の生活。

ハードな仕事なので余計に体力が落ちてしまいます。

他の保育士さんも胃痛やお腹の調子が悪いと訴えられているようで、消化器は本当にストレスに弱いです。

 

子供に振り回される不規則な生活や事故防止のための気遣い、緊張感なども食欲不振の原因になります。

 

また、ストレスからの過食、間食の摂り過ぎなどの生活習慣も胃痛の原因になっています。

 

中医学では、肝脾不和による下痢は上腹部に軽く張った痛みがあり、不消化の混じった水様便がでます。

 

排便のあとも痛みが減らないかむしろひどくなり、精神的刺激や緊張によりさらにひどくなります。

 

両脇部の張った感じや、痛みが遊走性に移動することもあり、食欲も減退気味になります。

 

原因は精神的緊張によってさらに引きおこされ、気の停滞がきつくなり、肝気により脾が弱り消化能力が低下します。

 

自分のからだを大切にするためにも、感情的に叱る、イライラする状態にならないように、忙しくても冷静なもう一人の自分が監視しているような穏やかさで向き合っていけたらなと思います。

 

また、脂っこいもの、生もの、冷えたものも脾胃の消化吸収機能を衰えさせてしまいますので、気をつけていくことが賢明です。

 

鍼灸施術ですっかりお元気になられましたが、繰り返さないように緊張を緩める時間を取っていただきたいですね。

 

よく噛んで、食べ過ぎてもいないのに、不快感が取れない場合は精神的に問題がある場合が多いため、一度心の点検もしてみてくださいね。

 

 

焦り心、不安、怒り、嘆き、苦しみなどのマイナスの思いは身体の不良を招きます!!

 

 

 

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