子宮筋腫は大きくなる前に対策を!
子宮筋腫は大きくなる前に対策を!
婦人科疾患の中で最も多く、生殖年齢の女性の20%~30%にみられます。
ほとんどは子宮体部(約95%)に発症します。
ひとつだけでなく多発することが多いのですが、
悪性化することはまれです。(0.5%以下)
✔️30~40歳女性に好発
✔️月経過多、出血量がとても多い
✔️鉄欠乏性貧血がみられる
✔️不正性器出血がみられる
✔️月経中の症状がきつい(下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、腹部膨満感など)
✔️超音波検査、MRなどで骨盤内に充実性の腫瘤がみられる
✔️大きくなると筋腫が周辺臓器を圧迫する(膀胱、尿管、腰仙骨神経叢、直腸の圧迫)
以上のような症状があれば子宮の筋腫と診断されます。
貧血の程度や、子宮の大きさによる膀胱など多臓器への圧迫症状により、頻尿や腰痛、便秘になることもあり、西洋医学では投薬での経過観察後、最終的にはオペが行われます。
●子宮の内膜症と同様、閉経後、筋腫は縮小していきますが、大きくなるようであれば悪性の可能性が考えられます。
●約半数の方は無症状で大きくなっていくため、自分で気が付かないことが多く、腹部の診察時にお伝えすることもあります。
●一番多くみられるのは筋層内筋腫で約70%です。筋腫は不妊症の原因となることもあります。
子宮筋腫の患者様の声はこちら
帝王切開やオペでからだにメスを入れてしまうことをとても残念に思います。
私自身、危うく第一子を出産の時にロサンゼルスで帝王切開になるところでした。
妊娠がわかって1週間もしないうちに卵巣に15センチほどの膿腫が現れ、妊娠12週目でオペをして嚢腫を摘出したのです。
やっと、授かった子供に麻酔の影響はないのか?
腫瘍は悪性ではないのか?とても心配でした。
影響はないと言われた痛みどめの薬も飲まず痛みに耐えて夜を過ごしました。
とても元気な娘が誕生したときは、心底ホッとしました。
妊娠までを振り返れば、いろんな原因が考えられました。
知っていれば病気にならずにすんだのにと悔やまれます。
更年期に悩まされた諸症状はオペとの関係は否定できません。
自分の経験がこれからの若い女性たちの力になればと思います。
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