院長紹介
院長紹介
子供の頃の私はとても活発で男勝りとよく言われていました。
でも、小学校三年のある日、私はぼんやりとよそ見をしながら道路を渡ろうとしたところ、左からきた車にはねられ、左腰を強くうって飛ばされました。
鈍い痛みとともに、意識が遠のいて、1時間ほど意識不明になりました。母が大慌てで裸足で家から飛び出して来たそうです。
幸い、2日休んだだけで異常はありませんでしたが、その後、小3にしてギックリ腰を経験しました!
その後も運動すると下肢がだるくなるなど、後遺症が残りました。
遠足や山登りに行くと日頃は活発なのに、最後まで歩くのがとてもつらくて、「なぜこんなに弱いのかな?」といつも感じていました。
この頃から週末になると頭痛に悩まされ、車に乗るとすぐに嘔吐していました。
この不定愁訴の数々が交通事故の後遺症であったと気が付かず、すごく元気な自分とのギャップが本当に不思議でした。
運動が好きだったので、さらに、からだを鍛えようと、中学では陸上部に入りましたが、時折、練習のあとに歩けなくなるほど下半身がだるくなり、仕事中の母にわざわざ車で迎えに来てもらっていました。
高校ではバスケットボール部に入りましたが、足首をはく離骨折し、同時に腰痛もひどく、整骨院や整形外科で電気療法や温熱療法の治療をずっと受けていました。
足のケガをしてバスケットボールができなくなり、高2からは体育のなぎなたの先生に誘われてなぎなた部に入りました!船原静江先生!恩師との出会いです。
大学は体育科に進み、なぎなたの稽古に没頭しました。
腰痛がひどくなったのでカイロプラクティックを受けましたが、更に悪化!
体育の実技も受けれず鍼灸治療を受けることになりました。
なぎなたの大会の前には腰が伸びなくなったり、手が上がらなくなったり、私にとって鍼灸治療は欠かせなかったです。
卒業後は体育教師として生野高校でなぎなたを指導し、自分と生徒のなぎなたの稽古に4年ほど没頭していました。
そのおかげで都道府県大会演技の部で4度優勝をすることができましたが、今思えば、鍼灸に出会っていなければ、なぎなたを続けることも大会で優勝することも不可能でした。
中学校の頃から、生理時の腹痛と腰痛がひどくなりましたが、学生の頃は体力はあったものの、生理痛は本当にひどくて、いつも鎮痛剤に頼っていました。
鎮痛剤が効かないときは、うずくまって顔面蒼白になる時もあり、毎月の生理が憂鬱でした。
ある時、鍼灸の先生に生理痛の話をすると、短い鍼を三陰交に貼る、置き鍼をしてくれました。これにはびっくり。
「生理痛の痛みが、ほとんどなくなったやないですか!」
魔法のような不思議さでした。
「なんや、これは?」と半信半疑でしたが、毎月の生理前に治療をしてもらうと、本当に楽です。痛みがない!!
『鍼灸を勉強してみたいなぁ!』と、
当時思いましたが、大学の教育費だけでも大変なので、鍼灸のことはあきらめ忘れていました。
自分の生理痛が鍼灸で楽になったことは大きな、鍼を志すきっかけになりました。
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施術家を志したおもなきっかけは、生理痛の痛みが消えたことと、次男の肺炎を通してです。
いくつかの仕事、結婚、3人の子供の出産といろんな経験をしました。
3人目の出産後は順調でしたが、2歳の息子の世話もあり、産後もすぐに家事や仕事を再開していたのが徐々に疲労としてたまっていました。
子供3人と寝ていると、授乳をしたり、物音で目覚めたり、夜中に3,4回起きてしまい睡眠の質が悪い状態が何年も続きました。
その頃、鍼灸を志すきっかけがやってきました。
生後一年目の次男と私がなんと、同じ日に40度の高熱を出しました。
近所の病院で抗生物質をもらいましたが、次男の熱は1週間たっても下がらず。
同じ日に高熱が出た私はなんと風疹でした。
風疹のすごいかゆみと全身の痛み、高熱の中、次男を看病し、私は5日ほどで回復しましたが、次男の熱は下がらないままです。
抗生剤を変えても下がらず、大きな病院の救急で診てもらうと
マイコプラズマ肺炎で即入院でした。
小さいからだで高熱に何週間も耐え続けていた息子の姿。
採血のために押さえつけられ泣いている姿を見て、
「なんで、こんなことになったんやろう」と唖然としました。
次男の熱は点滴して下がりましたが、退院するとまた2日後に高熱が出てしまい、結局、3回入退院を繰り返しました。
「これではあかんわ、きっと原因があるはずや」
と、退院後に鍼灸の先生に診てもらいました。
「やっぱり、原因があったんや!いろいろな理論が鍼灸にはあるんやなぁ。」
鍼灸の世界に触れてみて、深い感動を覚えました。
長男はこの後、アトピー性皮膚炎が発症し、3年ほど大変な日々が続きました。
食事の見直しで今はすっかり元気になっていますが、漢方薬や鍼灸治療に出会ったお陰です。
二人の子供と自分の身体を通して、今後の自分の進むべき道を考えるきっかけになりました。
(写真は手足の包帯でぐるぐる巻きの長男です)
次男の入退院からしばらく仕事を休み、落ち着いて自分を振り返ってみました。
これからの自分の仕事について考えてみようと静かな時間をもちました。
自分にとって大切なこと、今できること、自分の志などをゆっくり考え直しました。
「白紙の状態で、壁を取っ払って、もう一度自分がやりたいことは何なのか!考えてみよ。子育てと両立しながらも、やりがいのある仕事があるはずや!」
そして、私自身の生理痛の鍼治療の絶大な効果、痛みに対する即効性を思い出しました!!
専門学校の試験を受け、鍼灸に挑戦する決意が固まりました。
これを学べば、苦しんでいる女性を楽にしてあげることができる!
からだの痛みを知っていることが逆に強みになる。
今までの自分の経験や強みを生かし、鍼灸を学ぶことで困っている人のお役にたてるかなと思い、資格を取ろうと決めました。
今までの自分の経験も生かしていくことができるかもしれない!と、新たな夢に向かって希望を膨らませることができました。
そして、自分のからだの痛みや、子供たちの病気も逆に強みになりました。
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妊娠中から更年期にかけて、体調が悪くなった時に、相談に行ける場所や施術を安心して任せられる場所がもっとたくさんあればいいのに、、。
妊娠中は薬も飲めないので、痛みが出たときに安心してからだを任せることができる場所がなかったので困りました。
お腹が大きくなった頃、近所の整骨院に腰が痛いので行くと、妊婦さんの治療はできませんと、門前払いされてびっくり!!
結局、主人にマッサージしてもらい、楽になりました。何かあると責任が生じるので問診もせずに断られるんだなと、正直がっかりでした。
「安全に施術できるはずやのに、なんでやろ?」と疑問に思いました。
産後は、赤ちゃんや上の子がいるため、自分のケアはなかなかできないし、睡眠不足もあり大変です。
保育所に預けて仕事をしている時期はお送りとお迎え、帰宅後は食事の用意と、山積みの洗濯物。
更年期にいろんな症状が出てきた時も、平日は仕事があり、日曜・祝日に治療院は閉まっていて行けず。
リラクゼーションやクイックマッサージしか開いてないけど、その場しのぎで治るわけでもなく、本当に困りました。
女性が安心して通えるような、治療院があればどんなに助かるだろうと思いました。
結局、自分が一番通いたい治療院を自分で作るしかない!と考え、
女性の立場に立った治療院経営をしていこうと思い、現在にいたります。
土日祝の診療もご主人や家族に子供を診てもらえる時間帯に来院できるようにと配慮させていただきました。
女性が自分のからだをもっと大切にできるようになると、女性疾患も減ります。
女性にとってお腹を切ることは、若い時期はさほど影響はありません。
しかし、更年期以降にうつ症状や更年期障害になりやすいと多くの女性を診てきて、数十年後に影響があるんだと感じています。
鍼灸の知識が若い時期にあれば、きっと、私も妊娠初期に卵巣のう腫になることもなく下腹部を切らずにすんだのにと思います。
早いもので、末っ子が小学校入学式の時に開業して19年目に入りました。
写真は当時、6歳と8歳だった息子たち。3人の子供たちはそれぞれの道へと巣立っていきました。
開業してからは、たくさんの患者様にご来院いただき、本当に感謝です。
身体も心も楽になった!
本当に助かりました!という声を施術後の患者さまから聞くことが一番うれしく思います。
来院くださった多くの患者様、支えてくれた主人や子供たち、両親に対して、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
この道を選んで間違いはなかったと、多くの患者さまの健康回復のお手伝いをさせていただきながら、強く感じています。
痛みも、苦しみも、悲しみもひっくるめて、すべて次へつながるための学びの場であると自分の半生を振り返って感じます。
若い女性の方々には、自分を大切にして、しなくて良い苦労は避けてほしい。
特に、これから子供を産み育てる女性には、自分の身体としっかりと向き合ってほしいと思います。
30代~50代の女性には、更年期を迎える準備など、私自身がはまった落とし穴に決して落ちないように願い、ご相談や施術をさせていただきます。
女性の健康を支えることをミッションに!!
私自身、怠らずに努力精進していきます!
あなたとお会いできる日を心待ちにしています。
1.プロとして患者さんの健康を守ること
常に、患者さんの健康を願い、誠心誠意で施術ができるよう日々、努力し、勉強と技術の向上のためには、時間を惜しまないことを心掛けています。
2.お一人おひとりの心に寄り添う
健康で元気に働きたいのに、思うようにからだが動かない、疲れが取れない、自分に自信がなくなってきた、そんな方のからだの悩みを解決し、さらに健康になっていただけるように願っています。
3.自己治癒力を上げ元気な毎日を送ってもらう
そのために、個人のニーズにあった最適な治療プログラムと、東洋医学的な生活のアドバイスをさせていただきたいと思っています。
皆さんに健康になっていただき、
世の中をどんどん良くする力と
なっていただきたい、
そんな願いをこめています。
帝王切開やオペでからだにメスを入れてしまうことをとても残念に思います。
私自身、危うく第一子を出産の時にロサンゼルスで帝王切開になるところでした。
妊娠がわかって1週間もしないうちに卵巣に15センチほどの膿腫が現れ、妊娠12週目でオペをして嚢腫を摘出したのです。
やっと、授かった子供に麻酔の影響はないのか?
腫瘍は悪性ではないのか?とても心配でした。
影響はないと言われた痛みどめの薬も飲まず痛みに耐えて夜を過ごしました。
とても元気な娘が誕生したときは、心底ホッとしました。
妊娠までを振り返れば、いろんな原因が考えられました。
知っていれば病気にならずにすんだのにと悔やまれます。
更年期に悩まされた諸症状はオペとの関係は否定できません。
自分の経験がこれからの若い女性たちの力になればと思います。
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