寒露(かんろ)の季節に増える不調と、体を整える鍼灸・セルフケアの方法

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寒露(かんろ)の季節に増える不調と、体を整える鍼灸・セルフケアの方法

ニュース

2025/10/13 寒露(かんろ)の季節に増える不調と、体を整える鍼灸・セルフケアの方法

 

朝晩がぐっと涼しくなり、ようやく秋らしい空気になってきましたね。
この時期は二十四節気でいう「寒露(かんろ)」。
空気が澄み、露が冷たく感じられる頃です。

日中は暖かくても朝晩は冷え込み、寒暖差による自律神経の乱れが起こりやすい季節です。

冷えやすいのは「首・お腹・足首」。この3つの“首”を守ることで、体の芯が冷えるのを防げます。

軽く羽織れる上着やレッグウォーマーを使い、夜は湯船にゆっくりつかるのがおすすめです。

白い食材(大根・れんこん・はちみつ・白ごまなど)は、乾燥しやすい肺を潤し、秋の養生にぴったりです。

《寒露の時期に増える不調和

寒暖差や空気の乾燥により、次のような症状が増えてきます。
 ・胃の不調・食欲低下
 ・ぎっくり腰や肩こりなどの筋肉のこわばり
 ・だるさ・疲労感
 ・不眠・浅い眠り
 ・気分の落ち込み・イライラ

中医学では、これらは「気・血・水」の巡りが滞ったり、冷えや乾燥によって肺・脾・腎の働きが弱ることで起こると考えます。
特にこの時期は、「肺」を守る養生が大切です。肺は皮膚や粘膜と関わり、乾燥や冷えに弱い臓。深い呼吸を意識し、鼻やのどを冷やさないようにしましょう。

《鍼灸での整え方》

鍼灸では、冷えやこわばりを和らげながら、体の巡りを整えていきます。
ツボ刺激により血行が改善し、自律神経のバランスが整うことで、
胃腸の働きや睡眠リズム、気持ちの安定が戻ってきます。

寒露の時期におすすめの治療ポイントは、
 ・中�妛(ちゅうかん):胃腸の働きを整える
 ・足三里:全身の気力を高める
 ・三陰交:冷え・むくみ・婦人科系の調整

などです。ご自宅では、これらのツボを温めたり、軽く押すだけでも効果があります。

《感情と臓腑のつながり》

中医学では、臓腑と感情は深く結びついています。
肝は「怒り」、腎は「不安・恐れ」、肺は「悲しみ」、心は「喜び」と関係します。
感情の偏りは内臓の働きを乱し、体の不調として現れます。
心をゆるめ、深呼吸をしながら季節の変化を受け入れることも、養生のひとつです。

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【休診日のお知らせ】
        ・10月19日(日)、25日(土)、26日(日)は休診です。
        ・10月13日(祝・月)は終日診療いたします?
        ・11月2日(日)は午後診療。
        ・11月9日(日)、15日(土)~17日(月)は休診です。

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秋は行事も多く、知らぬ間に疲れがたまりやすい季節。
体の声をよく聞き、冷えをためず、深呼吸と温かい食事で心身を整えていきましょう。

不調が長引くときは、鍼灸で体のバランスをリセットしてみてください。

 

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