🍂 9月初日でも36度…秋の不調にご注意を

9月に入りましたが、大阪はまだ36度という真夏のような暑さが続いています。

ただ暦の上では「秋」に入り、朝夕の気温差や湿度の変化で体調を崩しやすい時期でもあります。

この季節は、

• なんとなく体がだるい

• 汗のかき方に左右差がある、全く汗が出ない／止まらない

• 関節や筋肉の痛みが強くなる

といった症状が出てきやすくなります。

西洋医学的な検査では「異常なし」と言われることも多いのですが、実際には日常生活に支障を感じて来院される方が少なくありません。

特に、発汗の異常や線維筋痛症のような慢性の全身的な痛みは、自律神経や気血の巡りと深く関係しています。中医学では「気血の偏り」「肝胆のアンバランス」「腎や脾の弱り」といった体質的な要因を考えながら施術していきます。

鍼灸では、自律神経のバランスを整え、気血の流れをスムーズにすることで、

• 発汗のコントロール

• 下半身の冷えやだるさの改善

• 関節や筋肉の痛みの軽減

が期待できます。

「秋のはじまり」にこそ、ご自身の体を見直す良い機会です。

まだまだ暑さが続きますので、冷たい飲食のとりすぎやシャワーだけの生活で体を冷やしすぎないように注意しつつ、しっかり休養を取ってくださいね