「大暑」を迎え猛暑日が続いています！

全国各地で猛暑日！
23日から二十四節気の「大暑」に入りました。
今日の大阪は34度まで上がりそうです。
室温調節がとても難しい時期です。

でも暑いからと冷房の中に24時間いる方は知らないうちに体が冷えて、9月以降秋に不調が出やすくなります。

汗をかかない人は暑い時間帯を避けて散歩などで外気に触れて汗をかくことも大切です。

運動で汗をかきすぎると血虚と言って、津液や血を消耗し貧血や不眠、動悸を招くこともあるのでほどほどに！
バランス良く飲み物や食事で栄養補給をしてください。

この湿邪が高い時期は消化器の働きが落ちますので便の状態が軟便、下痢気味の方も要注意です。食べても栄養吸収できない状態になっています。

朝が起きれない中高生にはお菓子やアイスを減らして、しっかり野菜多めで薄味の食事に切り替えてもらうだけでも身体の怠さや眠気がマシになります。

治療後に食べ方を変えてもらうと体調が良くなるので本人も驚かれます。
受験期の方は気持ちが前向きになり、集中力が増しますよ。
夏休みに入り子供達も家にいることが多く、食事の準備など大変だと思いますが体調を崩さないように自炊もがんばってくださいね。

冷房の部屋で半ズボンを履いてる男児と30代男性は慢性鼻炎や関節痛が出ていました。
チョコなどカフェイン、香辛料を多く摂る方は胸から上が余計に暑くなり冷たい物を欲します。

上半身が暑く感じる割に、踵やふくらはぎ、腰回りは冷えていますが、気づいている方は少ないです。だるさや痛み、痺れが出ている箇所は気の巡りが悪く、血流も悪くなって症状として現れています。
痛みや異常が出ている部位を通っている経絡を見てどの内臓に弱りが出ているのかを知ることができます。

飲酒や冷たい飲み物ばかり飲んでる子供、甘いものが大好きな方も気をつけて〜。生クリーム、小麦たっぷりなどの洋菓子よりはあずきなどの和菓子や旬の果物がおすすめです。

梅雨も明けて二十四節気の「大暑」に入り真夏日が続きますが、体を適度に動かして健康に留意してお過ごしくださいね！
また、お待ちしております。

※写真は39歳で長年の不妊治療を得てご出産された患者さんの８ヶ月のお子様です。元気にすくすく母乳で育っています。お灸も冷え対策もしていただいてました。
妊娠前の体質改善、とても大切です！！

お盆も診療しております。

さくら鍼灸院
鉢嶺佳弥美