起立性調節障害で朝が起きれないお子様へ

さくら鍼灸院

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起立性調節障害で朝が起きれないお子様へ

起立性調節障害・不登校,胃痛・消化器の不調,院内ブログ

2024/04/11 起立性調節障害で朝が起きれないお子様へ

 

昨年のお正月明けから朝が起きづらくなった中学生のお子様が、1年前の春に来院されました。手や足、肩、腰の痛みやだるさ、身体が重たくて特に朝が起きれない、腰痛や頭痛も頻繁で、寝ても疲れが取れないなどの症状でお悩みでした。

 

受験を控えて、本人は部活と勉強の両立を希望しているのですが集中力も低下しているようでした。

食欲はあるのに食べるとすぐ膨満感がでて、胃の不快感もあり、給食も朝ごはんも残しがち、一食分の量が食べれない日が続いていました。

 

来院時のお話で気になったのは、食事の内容や間食の内容と、腹部の硬さと下肢のO脚でした。下半身は冷えがきつく、靴下を履いていても氷のように冷えていました。

 

小さい頃から消化器があまり強くなかったと家族の方も言われていました。

家族は消化器が強いのに、本人が弱い場合は同じ食生活が負担になることが多々あります。小さい頃から冷たい飲み物やアイスクリームをよく食べていて全く平気な人もいれば、軟便や下痢、腹痛など体に不調が出てくる人も多く見られます。

 

お母さんに協力してもらい、普段の食事や間食を少しずつ変えていただきながら、鍼灸治療とストレッチ体操などを合わせて施術をしていきました。

飲み物は出来るだけ常温や温かい飲み物に変え、インスタント食品を減らして具沢山の味噌汁や野菜を中心に消化の良いタンパク質を摂っていただくようにお願いしました。シャワーより湯船に浸かり血流をよくするようにも気をつけてもらうと、徐々に食事量も増え、眠気や倦怠感で起きれない日も減りました。

 

比較的早くひと月ほどで学校にも朝から行けるようになりましたが、受験が終わるまで定期的に治療を継続し、見事受験にも合格されました。厳しい部活動の練習にも耐えて、最後までがんばることができました。

 

お母さんの協力とご本人のがんばりで良い春を迎えることができ、本当に嬉しく思います。

鍼灸治療だけではなく、生活習慣のアドバイスを守っていただくことでいち早く体調を回復することができたのだと思います。

 

同じようなお悩みで、不登校気味な方、起立性調節障害でお悩みの方、慢性的な肩こりや頭痛、生理痛やPMSでお困りの子供さんがおられましたらご相談ください。

 

 

 

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