「39歳。28週6日でご来院、逆子(骨盤位)が正常位に」

さくら鍼灸院

06-4701-1717

〒558-0033 大阪市住吉区清水丘2-27-13

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「39歳。28週6日でご来院、逆子(骨盤位)が正常位に」

安産鍼灸・逆子,妊活支援,院内ブログ

2020/06/07 「39歳。28週6日でご来院、逆子(骨盤位)が正常位に」


昨日は2ヶ月前に無事に出産された逆子だった赤ちゃんとお母さんが家族で来てくださいました!
今日は来月出産予定のMさんも大きなお腹で来てくださり、お元気な様子にホッとしました。(結婚12年目で授かられました!)

安産にお灸が良いことはまだまだ世間には知られていないためもう少ししっかり活動しないといけないなと痛感しています!

【骨盤位症例】

・経緯

39歳。28週6日で来院。予定日3月28日。逆子で産婦人科より紹介され来院。
既往歴は、

突発性難聴
32歳 卵巣嚢腫、子宮内膜ポリープ
妊娠10週目に出血のため2週間安静。
つわりは2、3ヶ月続く。
絨毛膜下血腫がなくならず、前置胎盤の恐れもあったが大丈夫と診断。
チョコやココアなど甘いものが好き。
下半身の冷えがきつい。かなり意識して冷えない工夫をされる。

・鍼灸院の診断

8月までデスクワークの仕事をし、3歳の娘の送り迎えなどもあり、かなり動いていた。冷房で夏はかなり冷えていたと思われる。
既往歴の突発性難聴、卵巣嚢腫、切迫流産から考えても腎虚がベースにあるように思われる。
肩こり、疲れやすい、冷え性も慢性的にある。
上実下虚の体質を下半身を冷やさない、温めることで変えていく。

・施術について

全身のツボの状態を把握し、特に大きな異常がなければ通常通りの逆子への施術を行う。
三陰交の取穴、至院のツボの取穴。
自宅にて施灸を行ってもらえるようツボの取り方やポイントまで指導して終了する。

下半身は可視光線で温め、三陰交、至陰のお灸を施す。
母子手帳に書かれた医師からの記録で赤ちゃんの向きを確認し、それに応じた体制により体位を変えて安静にしてもらう。
リラックスすることで赤ちゃんの胎動が活発になる。
蹴られる位置を覚えてもらう。

2診目も同様の施術。

2回目の施術後、赤ちゃんの胎動はポコポコ、グリーっと手足の動きが活発になる。

1月24日 検診で逆子が正常位に戻っていると確認。

予定日より8日早く3月20日2636gの男子をご出産されました。
おめでとうございます。

・施術後のアドバイスなど

お灸の匂いを3歳の娘さんが泣いて嫌がられたので、お風呂でお灸をしたり窓を開けてみたりと工夫が大変だったようです。

冷えの自覚はお尻や腰回り、ふくらはぎまでは感じておられなかったので、徹底して冷やさないように気をつけてもらいました。

食べ物も甘いもの、カフェイン類を控えてもらいました。

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妊活中、妊娠中の方へ、梅雨時期の注意点

手足、首筋、腰回りの冷えにはくれぐれもご注意くださいね。

ジメジメ湿度が高い梅雨の季節に入ると自然界の影響を受けて体内に水がたまりやすくなります。

全身を巡る水の流れが滞ってしまうことで、余分な水分がどんどん溜まってきます。

梅雨の時期の湿気が多い環境(外湿)と、体内に溜まった余分な水分(内湿)が引きおこすトラブルのことを「湿邪(しつじゃ)」と言います。

この「湿邪」が身体の中にたまると全身のだるさ、眠気、関節痛や筋肉痛、頭が重くなるなどの症状が現れます。

ムシ暑い日がつづくとどうしても冷房や冷たい飲み物、食べ物(素麺、冷麺、ざるそば、スイカなど)が増えて、消化不良や下痢など胃腸のトラブルが多くなります。

この湿邪によって胃腸の働きが低下し、食べものがうまく消化吸収できなくなった結果とも言えます。

機能低下により十分な栄養吸収ができなくなるとさらに元気不足になります。

暑い夏を迎える前に腹八分を心がけ、お菓子や冷たい食べ物はまだもう少し控えていきたいですね。

塩分、糖分、油分を少なめにすると喉の乾きがマシになりますよ。

特に妊活中の方、妊娠中の方はキムチ、鷹の爪、唐辛子はお避け下さいね。

 

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