自律神経失調症
自律神経失調症
からだに不調を感じるかたは、内科、婦人科、脳外科や心療内科などの病院で受診され、検査の結果異常はないと言われ、不安を感じている方が増えています。
病院では病気が見つからず、鍼灸院を訪れる方は、どうしてよいかわからない、どこを頼っていいのかわからないと、いろんなサイトをスマホで調べ、交感神経が高ぶるとますます自律神経が乱れてきます。
生活習慣病や精神疾患、自立神経失調症のについては東洋医学的な考え方に基づいた、鍼灸が得意な分野です。
以前から薬をずっと使っている方や、症状が慢性化している場合には、1回の施術で効果が出ないこともありますが、施術を繰り返している間に薬の量が減り、また、薬が必用なくなってきます。
個人差はありますが鍼灸の効果は来院される患者さんに理解していただいています。
鍼灸は交感神経や副交感神経の自律神経を整えるのにとても適しているようです。
気の停滞をとりのぞくことにより、血流を改善させ、気・血・水の全身のめぐりを良くすることが、免疫力増進、自然治癒力アップにつながり、健康なからだを保つことができます。
自律神経失調症はもちろん、鍼灸治療と生活習慣の改善により、病気にならないからだを作ることができます。
日々の小さな積み重ねが、本当に大きな結果となって現れます。
はじめはしっかりと通院していただくことをおススメしています。
生活習慣や考え方の傾向性などは、すぐに変化できないからです。
3ヶ月くらいかけて慢性的な症状の方は経過が良くなっていきますが、急性の症状はさらに早く良くなります。
生活習慣の改善、食生活や運動、精神的な課題などがありましたら、最善のアドバイスをさせていただいております。
自律神経は、副交感神経と交感神経の二つがあります。
副交感神経はリラックスしているときに働き、交感神経は活発な活動をしているときに働くことはご存知だと思います。
腹式呼吸を使って瞑想、禅定などをすると副交感神経優位になり、深いリラックス効果が得られることはよく知られています。
これらの自律神経の働きは、正常な日常生活を過ごしていくうえでとても大切な働きを担っています。
もし、交感神経(活動神経)の働きが弱ければ、お昼の目覚めている時に活発に仕事をしたり、勉強もすることができませんよね。
副交感神経(リラックス神経)の働きが弱ければ夜になっても眠れなくなり、疲れが溜まり過ぎて、身体を壊してしまうことになります。
このように、交感神経と副交感神経が正常に働かない身体の状態を 自律神経失調症と言います。
車はアクセルを踏まないと動きません。
しかし、ブレーキがないと危険な状態になりますよね。
アクセルの踏みっぱなしになったり、アクセルを踏みながらブレーキをかけてしまったりしては車が暴走してしまいます!
鍼灸治療は問診により体のどの部分がバランスを崩しているかを具体的に知ることができます。
体を崩している原因は人それぞれで、原因が全く違います。
そのため、乱れた自律神経を整えるためには、体の状態に合わせた個別の治療がどうしても必要になるのです。
鍼灸では、一人一人の体質に合わせた個別対応の治療を行うことができるのが、一番の強みです。
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不眠や鬱症状などメンタル症状でお悩みの方には鍼灸がおすすめです。
『健康に対して慢心していた私』
私自身、危うく第一子を出産の時にロサンゼルスで帝王切開になるところでした。
妊娠がわかって1週間もしないうちに卵巣に15センチほどの膿腫が現れ、妊娠12週目でオペをして嚢腫を摘出したのです。
やっと、授かった子供に麻酔の影響はないのか?
腫瘍は悪性ではないのか?とても心配でした。
影響はないと言われた痛みどめの薬も飲まず痛みに耐えて夜を過ごしました。
とても元気な娘が誕生したときは、心底ホッとしました。
妊娠までを振り返れば、いろんな原因が考えられました。
知っていれば病気にならずにすんだのにと悔やまれます。
更年期に悩まされた諸症状はオペとの関係は否定できません。
自分の経験がこれからの若い女性たちの力になればと思います。
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